焼成は、意図して整えた条件が素材の反応へと移る不可逆のプロセスである。
器の内部を生成の場として用い、融点の異なる原料を組み合わせて反応を設計する。結果として立ち現れた形態を引き受け、殻を解体して内部に生成されたガラス質のみを取り出す。ここで扱うのは変化の痕跡そのものだ。